オーダースーツに興味はあるものの、「何を基準に選べばいいのか分からない」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?既製スーツと違い、生地やデザインを自由に選べるのがオーダースーツの魅力ですが、その分、選択肢が多く、迷ってしまうこともあります。そこで今回は、初めてオーダースーツを作る際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
① まずは自分の目的を明確にする
オーダースーツを作る目的を明確にすることが大切です。
「仕事で毎日着るためにシンプルで丈夫なものがいいのか」
「商談やプレゼンで印象を良くするためにこだわった一着が欲しいのか」
「結婚式やパーティーなど特別な場面で着るスーツなのか」
目的が決まれば、生地やデザインの選び方もスムーズになります。
② 生地選びのポイント
生地はスーツの印象や着心地を左右する重要な要素です。
例えば、細い糸を使って織ったイタリア生地のように、滑らかで光沢感のある生地だと高級感を演出できます。ビジネスシーンで活躍するスーツならウール100%の生地が人気ですが、より耐久性が欲しい方ならポリエステルなど化学繊維が混紡されている生地などもシワになりにくく、通気性にも優れているため、長時間の着用でも快適に過ごせます。
また、夏場はリネンやモヘア混の生地、冬場は厚手のフランネル生地を選ぶと、季節に合った快適なスーツになります。
③ シルエットとフィット感を意識する
オーダースーツ最大の魅力は、自分の体にぴったり合ったフィット感です。
特にチェックしたいのは「肩のライン」「ウエストのシェイプ」「パンツの長さ」。肩幅が合っていないと不格好に見え、ウエストが絞られていないと野暮ったく見えてしまいます。適度にフィットしつつも動きやすいシルエットを意識すると、スタイルがより良く見えます。
④ スーツのデザインを決める
オーダースーツでは、ジャケットの襟(ラペル)の形やポケットのデザイン、裏地の色、ボタンの種類など細かい部分まで選べます。
・シングル or ダブル:シングルはスタンダードで使いやすく、ダブルはクラシックで存在感が増します。
・ラペルの種類:ノッチドラペルはビジネス向け、ピークドラペルは華やかな印象。
・裏地のデザイン:さりげなく個性を出すなら、裏地に遊び心を加えるのもおすすめ。
細かい部分にこだわることで、既製品にはない「自分らしさ」を演出できます。
⑤ 予算とコストパフォーマンスを考える
オーダースーツは既製スーツよりも高価ですが、その分、愛着を持って着用できるのが魅力です。
当店では、生地と縫製グレードにより
①Affordable-Line 80,000円~
②Standerd-Line 100,000円~
③Premier-Line 160,000円~
と、幅広い価格帯を用意しています。初めてのオーダースーツなら、まずはライン①や②を選んで、自分に合うスタイルを確かめるのもおすすめです。
⑥ 初回は仮縫いを活用する
当店では、初めてのオーダーに限り、仮縫い(通常は有料)を無料で提供しています。仮縫いを行うことで、実際の仕上がりを確認しながら微調整できるため、より満足度の高いスーツが完成します。
まとめ
オーダースーツは、自分の体型や好みに合わせて作る特別な一着です。初めての場合は、「目的」「生地」「シルエット」「デザイン」「予算」「仮縫い」の6つのポイントを意識することで、納得のいくスーツを作ることができます。
スーツはビジネスマンの戦闘服。第一印象を左右する大切なアイテムだからこそ、自分にぴったりの一着を手に入れませんか?当店では、お客様一人ひとりに合ったスーツを丁寧に仕立てております。ぜひ、お気軽にご相談ください。