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オーダースーツの価格の違いはどこから生まれるのか?

オーダースーツを選ぶ際、多くの方が気になるのが「価格の違い」です。同じオーダースーツでも、50,000円以下のものもあれば、100,000円以上するものもあります。「高いものほど良いのは分かるけど、具体的に何が違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。そこで今回は、オーダースーツの価格がどこで決まるのか、そのポイントを詳しく解説します。

生地の違い

スーツの価格を左右する最大の要素は「生地」です。一般的に、高品質な生地ほど値段が上がります。
例えば、ウール100%の生地でも、スーパー○○’s(生地の細かさを示す指標)が高いものほど、なめらかで光沢があり、高級感が増します。また、カシミアやシルクなどを使用してる生地はその分価格も高くなります。

一方で、ポリエステル混の生地は価格が抑えられるため、上記の生地に比べるとリーズナブルになります。
ポリエステル混紡の生地のほうが耐久性は優れているため、ガシガシ着たい!という方にはポリエステル混紡の生地の方が用途にはあっているかもしれません。

縫製の違い

オーダースーツは縫製の違いによって価格が変わります。
一般的にパターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーと大きく分けて3種類のオーダーがあります。
これらの違いは何かというと大雑把になりますが、「手間」です。
パターンオーダーに関しては通常、長さや幅のサイズ調整のみをするオーダー方法で、イージーオーダーに関しては、それに加えてなで肩や猫背などの体の癖によるスーツの皺や不具合を改善して仕立てていきます。
パターン、イージーのオーダー方法に関しては元々の型紙を使ってサイズや体形の補正をしていくのに対し、フルオーダーは型紙から作っていくオーダーです。

当店はイージーオーダーを扱っていますが、同じイージーオーダーでも手仕事の量や使う芯地などの資材によって価格が異なる4つの縫製ラインをご用意しています。

  • UrbanCasual-Line(60,000円~)
  • ストレッチ素材のセットアップスーツなどオフィスカジュアルスタイルにお勧めのライン
  • Affordable-Line(80,000円~)
  • マシンメイド中心ながらしっかりと作りこまれたライン
  • Standard-Line(110,000円~)
  • 部分的に手縫いを取り入れ、着心地と立体感を向上させた当店のベーシックライン
  • Premire-Line(160,000円~)
  • 立体的な釦穴などハンドメイドの雰囲気を十分に味わえ、柔らかく体に馴染み、着心地が格段に向上させた当店のフラッグシップライン

縫製の違いは、見た目だけでなく、着心地や耐久性にも影響を与えます。特に高級ラインになると、手縫いならではの柔らかさがあり、長時間着用しても疲れにくいというメリットがあります。

デザインやディテールのカスタマイズ

オーダースーツでは、デザインや細かいディテールを自由にカスタマイズできます。例えば、以下のようなオプションが選べます。

  • ボタンの種類(本水牛ボタン、ナットボタン、メタルボタンなど)
  • 裏地のデザイン(無地、柄物、カラフルなもの)
  • ステッチやボタンホールの色
  • 本切羽

これらの細かい部分にこだわるほど、仕立ての手間がかかるため、価格も上がる傾向にあります。自分の個性を出したい方や、ワンランク上のスーツを求める方には、高級ラインのオーダースーツがおすすめです。

付加サービスの有無

オーダースーツの価格には、アフターサービスの充実度も関係しています。当店では、初回のオーダー時に限り、通常は有料の仮縫いを無料で提供。さらに、納品後6ヶ月間はサイズ調整も無料で対応しています。

スーツは着ていくうちに体型の変化で微調整が必要になることがあります。せっかくオーダーしたスーツを長く愛用するためにも、こうしたアフターサービスがあるかどうかをチェックすることも重要です。

まとめ

オーダースーツの価格は、「生地」「縫製」「デザインのカスタマイズ」「付加サービス」の4つの要素で決まります。

  • 手軽にオーダーしたいならUrbanCasualーLine(60,000円)
  • 少しこだわりたいならAffordable-Line(80,000円)
  • 着心地を重視するならStandard-Line(110,000円)
  • 最高級の仕立てを求めるならPremire-Line(160,000円)

ご自身の用途や予算に合わせて、最適なスーツを選んでみてください。オーダースーツは、ただの服ではなく、あなたの魅力を最大限に引き出す大切なアイテムです。ぜひ、自分にぴったりの一着を見つけてください!